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引越し費用を最大限に、限界まで安くするためには、これからお伝えする3つの要素の掛け合わせがとても重要。
この3つのポイントだけ押さえで実践できればほぼ100%引越し費用を格安にできます。
引越し料金を極限にまで安くするための3項目
- ①事前準備として条件と許容範囲を明確にしておく
- ②引越し会社のメリットはなにか?引越し会社が内心考えていることを知る
- ③比較見積もりをする際の交渉方法を知っておく
では順番に一つずつ、詳しく、分かりやすく紐解いていきましょう。
①事前準備として条件と許容範囲を明確にしておくための6項目
事前準備と言っても荷物をまとめろとか手続きを済ませておこうといったありきたりなことではなく(もちろんそれらは必要前提条件です)、
引越し会社に伝えるための当事者としての絶対に譲れない条件や希望、逆にこれは許容できる日時や条件はなんなのかを具体的にかつ明確にしておくことです。
できれば以下の項目別に紙に書いておくと忘れずに済むのでおすすめです。
ではその事前準備について一つずつ解説します。
①-1.引越し予定日を明確にしておく
希望または予定として具体的な日にちをできれば3候補挙げておきます。
日程が具体的であるほど、引越し会社の人員やスケジュール、トラックの空きや手配が間に合うかどうかが判断しやすくなるためです。
引越し会社はスケジューリングが命と言っても過言ではなく、特に繁忙期と言われる2月~4月にかけてはこのスケジュール調整が全て。
トラックが空いてなければ何らかの形で手配しなければならず(コストがかかる)、作業スタッフが空いてなければアルバイトなどを手配(コストがかかる)しなければならないためです。
コストが掛かるということは、つまりその料金はほぼ確実にお客の料金へ跳ね返ってきます。人員もトラックもないところにこちらの都合で引越しをお願いするわけですから当然です。でなければ引越し会社は赤字の仕事をすることになりますね。
繁忙期にいわゆる「引越し難民」が出てしまうのはこのため。単純にトラックも人も足りてないのです。だからお金がかかる。
ユーザーの立場としてこれをできるだけ避けるための事前手段としては「早めはやめに連絡をする」この一点のみです。可能な限り先延ばしにせず、引越しを決めたらスグに業者へ連絡しましょう。
①-2.作業可能時間帯を決めておく
これも①-1と同様に、午前、午後、フリー(何時でもOK)を決めておきます。フリーになるほど料金が下がりやすくなります。
①-3.引越し荷物の運搬日と届く日を明確にしておく
何日に荷物を運び出してもらい、何日に届けてほしいのか、日時を明確にしておきます。
通常引越しは運び出す日と届ける日が同じになりますが、例えば長距離引越しの場合で届ける日時に余裕を持たせることで引越し会社のスケジュールに合わせられて料金が下がる場合や、そもそも「フリー便」としてパッケージ化されたプランが用意されていたりします。
要するに、「①-1(引越し日)、①-2(時間指定)、①-3(運搬日、お届け日)の自由度が高ければ高いほど料金は安くなりやすい」というのが一般的というわけです。
料金が安くなる「引越しフリー便」を用意している業者プラン
業者名 | 単身プラン | 最安値料金 |
---|---|---|
ヤマト | おまかせフリー割サービス | ・希望日の5日以内でヤマトにお任せ ・らくらくタイムリーサービスと比べて約半額に |
サカイ | ご一緒便コース | ・期日指定なしでサカイにお任せ ・同一方向荷物と混載で運搬 |
アート | 引越待ち割キャンペーン | ・引越し日・時間をアートにお任せ ・アート通常料金の半額 |
ハート | フリータイム便 | ・引越し開始時間をハートにお任せ ・特別料金 |
これ以外にも各社でそれぞれのフリー便を持っていることが多いため、見積もりにきた業者に対して都度確認してみましょう。
①-4.荷物を混載便で運んでもOKかどうか
特に長距離の引越しの場合、同じ方向に行くトラックに混載して運ぶことで引越し会社のコストが浮くため、その分引越し料金に反映されて安くなります。
混載便でもOKにすることで結果的に費用を抑えられます。
料金が安くなる「混載便」を用意している業者プラン
業者名 | 単身プラン | 最安値料金 |
---|---|---|
ヤマト | 単身サービス | ・ボックス輸送(荷物小) ・11,000~12,000円 |
日通 | 単身パック | ・ボックス輸送(荷物小) ・16,000~18,000円 |
アリさんマーク | 長距離エコリーズナブルパック | ・JR貨物コンテナ便 ・荷運びはアリさんが作業 |
他にも大手だけでなく中小の引越し会社でも混載便を用意している場合があるので見積もりの際に都度確認してみると良いでしょう。
①-5.引越しの予算を決めておく
概算で良いので大体これくらいまでなら払える、できればこの金額まで抑えたいといった費用を決めておくことで、相見積もりをした際に各社へ予算感を伝えられます。
やみくもに値引き交渉をするのではなく「自分としてはこのくらいの金額なら決めても良い」と伝えることで、営業マンは目標が分かるのでかなり動きやすくなるし、時間短縮にも繋がります。
①-6.希望条件を決めておく
例えば「荷造りだけはやって欲しい」とか「家事代行サービスで掃除もやって欲しい」、「エアコンは取り外して取り付けまでやって欲しい」、「不用品は全部回収して欲しい」、「荷解き後のダンボール回収もやって欲しい」などなど。
引越しに関わる煩わしい作業や、逆にあると便利なサービスやオプションなどに対応してくれるかどうかも条件として伝えます。
するとそのオプション費用まで考えた上で見積もりがもらえるため、細かい点の料金比較ができるようになると同時に、引越し会社も有料オプションをサービスにしたりなどの対応も検討してくれます。
洗濯機の設置やオーディオの配線、電気関係の取り付け取り外しなどなど、細かい点まで事前に伝えられればベスト。
これらを全てメモなどに書き出しておけば、各業者に分かりやすく伝えられるし手間も省けて一石二鳥です。
②引越し会社のメリットはなにか?業者が喜ぶポイント4項目
私たちユーザーの最大のメリットは「費用を安く抑えてもらうこと」ですよね。
これに対して引越し会社のメリットとは一体なんだと思いますか?
この引越し会社のメリットを知っているか知らないかで向こうの接客態度や対応、ひいては引越し料金の値下げにも繋がるという大きなポイントをほとんどの方が見逃しがちです。
その引越し会社のメリットについて現役引越し営業マンに聞く機会があったのでポイントをまとめてみました。
②-1.希望の予算を最初に教えてもらえると動きやすい!
お客としては引っ越し会社にいきなり「安くしてください」とは言いづらいですよね。引越し会社も安くして欲しいことは百も承知済み。
でもお客さんが「いくらなら引越しを任せてくれるのだろう」と最初からずっと思っています。特に複数業者に相見積もりしている場合はこればかり考えています。
この希望金額によって営業マンはその金額でコスト的に合うのか、また利益を出すためにどんな手配をしなければ行けないのかをぐるぐる考えています。
例えば、
- 移動距離の確認
- トラックや人員の空き、確保の方法
- 正確な荷物量が分かればトラックの大きさを確定できる
- 引越し先の情報(階数、トラック駐車スペース、部屋までの距離、エレベーターの有無など)
これらを全部勘案して希望料金と照らし合わせ、利益がちゃんと確保できそうかどうか、また上司の許可は得られるかを現場で素早く対応しています。
だから希望金額さえ分かればできる・できないも含めて時間(=コスト)短縮にも繋げられるとのこと。
②-2.ダンボールは業者指定のものを使って欲しい!
単身パックなど安いプランだとダンボール無料支給が無い場合がありますが、この場合でも基本的に引越し会社が指定するダンボールを使ってもらいたいとのこと。
ダンボールのサイズが事前に分かっていることが重要な理由としては下記。
- トラックにどれくらい積めるかが分かる
- いつも積んでいるダンボールのため運びやすい
- ダンボールの個数を把握できることで作業時間も事前に読みやすい
仮に無償支給されるダンボールが足りなくなったとしても、追加で依頼をしてくれさえすれば業者さんはきちんと持ってきてくれます。
また無償支給が無い場合でも、その業者からダンボールを買うのと市販のものを買う場合ではほとんど料金的に変わらないため、その場合でも該当引越し会社から有料で購入するほうがよりありがたい、とのこと。
②-3.クレジットカード払いよりも現金払いが絶対にいい!
ユーザー的にはクレカ払いが使えるなら嬉しいのですが、クレカを使うと引越し会社は信販会社に手数料を取られるんですよね。
これが地味に大きい。
手数料的には契約している信販会社によって変わりますが一般的な業種では下記。
- 飲食店:約5%
- 小売店;約4%
- デパート:約2%
- コンビニ:約1%
仮に引越し会社のクレカ手数料が3%だとすると、10万円の引越し料金を払ってもらうと3,000円も手数料が取られていることに。
これは単体の引越し料金なので、月に数百万円、数千万円ともなると、仮に1億円の売上があれば300万円も信販会社に手数料を払っていることになりますよね。
だから引越し会社としてはクレカ払いよりも現金払いのほうがかなり嬉しい、というわけです。
②-4.値引き交渉は駆け引きなく素直に伝えて欲しい!
特に一括見積りなどで複数業者から見積もりを取っている場合は、最安値がいくらで、希望としてはこの金額になればお願いしたい、と駆け引き無しで伝えてほしいとのこと。
「個人的には御社にお願いしたいと思っているので、●●円にしてくれればもうお願いさせてもらいます」
この一言が欲しくてほしくて仕方ないとのこと。
あとはこの金額で受けられるかどうかを上司と相談するだけ。費用面だけがハードルになっていたんだなと分かることでその目標だけに動けるとのこと。
また逆に気持ちよく取引ができるお客さんだと判断できるので、引越し会社としても「値下げしてあげたい」という心理が生まれやすいということです。
③見積もり比較をする方法と交渉ポイント2項目
ここまで見てもらった料金を安くするための方法を、この一括見積もりを使うことで格安料金に下げる決定打になるので必須事項。
①、②の要素はとっても大切なのですが、これを仮に1社だけで見積もりしても残念ながら相当高値の料金になるか、そもそも比較対象がいないために高いか安いのかの判断すらできません。
比較することで初めて①と②がとても大きく作用することに繋がっていくわけです。
比較見積もりは文末のサイトで実施すれば大丈夫なので、ここからは比較見積もりする際に必ず知っておきたい業者の呼び方と交渉方法についてまとめています。
③-1.引越し会社は同日同時刻に呼ぶ【重要】
一括見積もりで連絡のある業者さんを一気に同じ日付の同じ時間帯に呼んでいる人、恐らくほとんどいないのではないかと。
誰に話してもみんな一様にビックリするからです。
でもこれが一番大事なポイントなんですよね。
なぜ一同に介してもらうことが超効果的で重要なのかが下記3点。
- 値下げ競争が激化しやすい
- どうしても仕事を取りたい会社が仕事を取るまで帰らない(格段に下がりやすくなる)
- 数日に分けて何社も対応する時間が一気にカットできる
やってみるのが一番実感できるのですが、数日に分けたり時間をバラバラにして査定してもらっても、見積もり金額を置いて帰るだけなんですよ、営業マンさんは。
そこで交渉するも何も、例えば1社目って比較対象金額がないから営業マンさんも見積もりを出す以外に金額交渉しようがないんですね。
あとは、上記2の「どうしても仕事を取りたい会社が仕事を取るまで帰らない(格段に下がりやすくなる)」という点。
これが結果として引越し料金をグンと下げる要素になっているのは間違いない。
その理由が下記。
営業マンによりますが、ノルマはもちろん取った仕事に対してインセンティブ(歩合)があって、更に基本給が驚くほど安い、バイトでもしたほうがいいのでは?レベルで安い会社があります。
あえてここではどこの会社だとは言いませんが、基本給が10万円とか12万円レベルの営業マンさんって全然いらっしゃるんですよ。
でも1件仕事を取るとインセンティブが入るので、世帯持ちでも生活が成り立つ、そんな状況の中で日々戦っていらっしゃるんです。
つまり、彼らも生活するために凄まじい勢いで必死なのです。
だから、見積もり出してあとは運に任せて「では!」なんて帰れない営業マンも沢山いるんですね。どうしても仕事を取らなければならないので。
ここに私たちが値段交渉できる要素が沢山詰まっています。
どうしても帰れない営業マンを最終交渉ターゲットにすることで、引越し費用を値下げできる確率はどんどん高くなる、というわけです。
これを成功させるには、同日同時刻に呼ぶのが一番効果的。
ライバルたちが同じ場所にいるので、高い見積もり出していたら仕事を取られてしまうし、お客と直接交渉するにもライバルたちと一緒なので、勝つためには見積り料金をどんどん下げなければいけない状況が自動的に生み出されます。
③-2.最終交渉まで残った業者さんには早めに希望予算を伝える
これは「①-5.引越しの予算を決めておく」と「②-1.希望の予算を最初に教えてもらえると動きやすい!」の部分でお伝えしたとおり、早い段階で希望予算を伝えておくのがおすすめ。
最終交渉で残った業者さんが複数いれば、その複数業者さんにも再度伝えます。
「●●円になるならスグに決めても良いです」と伝えるのがベスト。
これは引込み思案の方や気を遣う方には伝えづらいかもしれませんが、一言いうだけですのでぜひ頑張ってみてください。
そしてダラダラ長引かせることなく、決める時は一気に決めて早めに業者さんも解放してあげましょう。
引越しの見積もり二社来てもらったけど倍違った。どちらも大手なんだけどこんなに違うんか… pic.twitter.com/6YLvtHrz64
? リョータ|札幌のデザイナー (@rrr_graphic) 2017年12月23日
凄いですよね、12万円と24万円でほぼ倍額違います。こんな現象が起こるので、やっぱり比較見積もりはどうしても必須になりますね。
一括見積もりを使って比較した結果、格安になった実際のデータ
実際に都内の同じ区内で引越しした時の実際のデータが下記一覧です。
家族で引越し(約5km)したときの見積もりデータ
業者名 | 見積もり料金 |
---|---|
アート引越 | 176,580円 |
引越しのプロロ | 172,800円 |
LIVE引越サービス | 156,600円 |
アリさん | 102,060円 |
サカイ | 99,780円 |
差額約8万円。
この時はサカイさんが最後の最後まで帰らなかったので、「10万円以下になるなら即決めます」と伝えた結果でこの金額になりました。
そして近距離の単身引越し(都内)をした時に出た見積もりが下記一覧。
単身で引越し(約2km)した時の実データ
業者名 | 見積もり料金 |
---|---|
アーク引越センター | 約10万円 |
アリさんマークの引越社 | 約9万円 |
アート引越センター | 約8万円 |
サカイ引越センター | 約5万円 |
ZERO1引越センター | 約2万円 |
差額は8万円。
とんでもない金額差ですよね。
ちなみにサカイさんとZERO1さんが最後まで粘って帰りませんでした。ちなみにZERO1さんの最初の見積もり額は5万円でした。
こんなに下がるんですよね、引越し料金って。
一括見積もりサイトは下記がおすすめです。ぜひ使ってみてください。

いつも使っているのがライフル引越し!
引越しのたびにお世話になっているのがココ。下記はワタシの実際の料金差額ですが、
- 家族の引越しで約8万円の差額に
- 単身でも10万円→2万円に
いつもかなりの差額が出るので、もし使わなかった場合に損した金額と比べて家具類を新調できるほど差額出てます。赤帽が加盟してるのもライフルだけなので、特に近距離の引越しなら迷わずココがいいですよ。

「一括見積もりだと電話がたくさんかかってきて嫌だ…」
なんて人も経験上多いハズ。これはワタシもそう思います。
そんな場合に使えるのが「スーモ引越し見積もり」。
- メールアドレスだけでOK!
- 引越し料金最大50%OFF
一般的な情報入力は変わらないのですが、電話番号は入れなくて、メールだけで見積もり査定を取ることができます。仕事で忙しいしそんな電話取れないし、という方にはこちらのほうがおすすめ。