赤帽の単身引越し料金は近距離なら相場より安いが長距離はNG!単身パックとも比較

赤帽で引越しすべきかどうかPR

安く引越ししたいと思った場合、誰しも一度は思い浮かべるのが赤帽さん。

ワタシも実は一度だけ赤帽使ったことがあるんです。その時は、近くに住んでいた友人に要らなくなった冷蔵庫を差し上げたときで、しかも料金は大体5,000円くらいでした。

かなりお得だね~と話していたのですが、ダンボールやその他荷物含めた引越しで赤帽を使う場合ってどうなるのかやっぱり知っておきたい。

ということで、近距離の場合、長距離の場合、荷物量や料金、メリットデメリットについて詳しく、そして分かりやすくまとめてみました。

赤帽の引越し料金と相場

赤帽も引越し業者と同様、荷物量、作業する内容、移動距離によって費用が変わってきます。

そのため正確には都度見積もりを取る必要がありますが、平均的な目安の料金相場としては下記。

作業時間2時間以内・走行距離20Km以内の場合:13,500円
※ドライバー1名、土日祝は2割増、作業時間2時間以内

出典:全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会

おお安い!と感じますよね。

赤帽の料金体系って凄くややこしくて、距離制運賃と時間制運賃で分かれていて、さらに道が混んでいたら距離性から時間制に変わったりとかするんですよ。

しかも難しい計算とかこっちはできないし、知ったところで参考にもなりづらいので、、、

実際の事例も含めてまとめてみました、それが下記一覧。

各エリア別赤帽引越し料金相場の例
移動料金
札幌から函館40,840円~
仙台市内15,140円~
新潟から東京59,000円~
茨城から東京26,000円~
横浜から東京23区16,308円~
大阪から京都まで33,000円~
福岡市から北九州市19,000円~

料金例を見てもらうと分かる通り、いわゆる近距離範囲内なら大体3万円以内に収まっていますが、札幌~函館、大阪から京都などの中距離になってくると3万円以上に。

長距離はあえて載せていませんが、これはもう引越し業者と同等かそれ以上の料金になるため、赤帽は選ばないほうが良いでしょう。

ちなみに上記は目安の料金になるため、「荷物量や大きさ、作業時間、高速料金、駐車場料金、作業員を追加、2回転目」などの条件にて別途追加料金が発生します。

このため、実際にいくらかかるのかは見積もりをしてみないと分かりません。むしろ大体の場合で追加料金がかかると思っておいたほうが無難。

ちなみに、2時間を超えると30分ごとに1,620円が追加されるのが一般的な赤帽の相場です。

積荷~移動~荷降ろしまで2時間で終わればいいですが、どうでしょう、ちょっと厳しい感じがしますね。

ちなみに、移動距離が分かる場合はシミュレーターで概算料金を出すことも可能です。

■赤帽見積もり料金シミュレーター
https://www.akabou-koshi.jp/price/simulator.html

赤帽で実際どれくらいの荷物量が運べるか?

赤帽の軽トラック2種類

業者によってはやや大きめサイズの軽トラックを持っている

荷物量については大体下記が目安になります。荷物がそれほど多くない単身引越しであれば大体問題ないレベルでしょうか。

ダンボール:10個程度
冷蔵庫(小):1台
洗濯機:1台
エアコン:1台
シングルベッド:1台
テレビ:1台
掃除機:1台
電子レンジ:1台
衣装ケース

実際に積める荷物量

赤帽引越しで考えておいたほうがよいデメリットなど

料金だけで見ると魅力に感じる赤帽の引越しサービスですが、サービス面も含めて、事前に考えておいたほうがよい点、特にデメリットとなりうる要素については要チェックです。

①作業員は1人のみ=手伝う可能性あり
ドライバー兼荷運び作業員スタッフさんは原則1名。つまり重たい、大きい荷物を運ぶ際は引越し当事者も手伝うことを念頭においておく必要あり。女性ではちょっと無理かも。

ちなみに追加となると、基本的に作業員ではなく「赤帽もう一台追加」となるため料金は倍になる計算です。

②運べる荷物の重さや大きさが決まっている
重さの最大は350kgまで、これ以上になると運んでもらえません。また大型家具で入り切らない場合も同様。ドラム式洗濯機の場合は70kgになるものがあるため、基本作業員は確実に2名になると思っておいたほうが良いでしょう。

③ダンボールや梱包資材は全部自分で用意
通常引越し屋さんだと持ってきてくれる梱包資材も赤帽さんでの提供はナシ。自分で購入する必要があるのでその分コストアップ。

④ドライバーさんとの相性もあり
赤帽さんは基本個人事業主のかたが1人でされていらっしゃるため、人を選べません。しかも1人で来るので良くも悪くも性格や人間的に合わない人が来るケースが無いとも限りません。

⑤家電類の取り付けはやっていないところが多い
一般的な全自動洗濯機は無料で取り付けしてくれますが、ドラム式は有料のところが多いです。当然ですがエアコンの設置も基本有料になりますのでその分別途料金がかかります。

⑤長距離の場合は基本高い
同一市内、区内など近距離の場合は安く使える可能性がありますが、100kmを超える中距離、長距離の場合は絶対的に高くなるシステムなので普通に引越し業者に頼んだほうが安くなる可能性大。

⑦補償制度が引越し業者に比べて低い場合がある
特に補償制度が充実している大手引越し業者と比べて補償金額が低くなる場合があります。
  • 荷物の補償は最高300万円
  • 第三者への補償は100万円

※荷物賠償……衝突・火災・爆発・盗難・紛失・雨濡れ・破損・曲がり損・へこみ損等の補償
※第三者賠償……荷物運搬中に壁を擦ってしまった、荷物の中身を割ってしまった、家具に傷をつけてしまったなど

となっていますが、これは赤帽業者によって金額が変わる場合があるので事前に確認しておくのがおすすめ。

上記デメリットを考えた上で赤帽にするかどうかは要検討ですよね。

特に女子の場合は普通に引越し業者に頼んだほうが良いでしょう。

メリットは当日引越しだろうがいつも変わらない料金形態

逆にメリットとして挙げられるのは、「時期によって料金が変わらない」という点。

これは引越し業界でいわゆる繁忙期と呼ばれる時期(2~4月)は1.5~2倍になるなど確実に高くなるので、赤帽の出番の可能性はありますね。

そしてなんと言っても「当日に引越ししたい」という要望。これ意外と需要があるようです。

赤帽の場合は料金が決まっているので、車と人さえ空いていれば当日引越しも同料金で可能。

ただし繁忙期だと掴まらない可能性が高いので、やはり事前予約をしっかり入れておくほうがおすすめ。

実際に赤帽を使って引越しをした人たちの口コミや評判

赤帽で引越しを完了させた人、経験のある人たちが口コミ投稿してました。

やはり良し悪しがあるイメージなので、料金だけではない部分も含めて参考までに。

良かった口コミ
https://twitter.com/Yoshi_lelele/status/1147049373349511171?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1147049373349511171&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.www.chateau-de-lisle.com%2Fhyouban%2Fakabou.html

https://twitter.com/kaede_sou/status/1161616573372624898?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1161616573372624898&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.www.chateau-de-lisle.com%2Fhyouban%2Fakabou.html

なかなか安く引越しできている方がいますね。赤帽の料金は明朗会計なので大体想定通りといったところでしょうか。

続いてマイナスの口コミ。

ネガティブな口コミ
https://twitter.com/y_aigasa/status/1155766117186490369?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1155766117186490369&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.www.chateau-de-lisle.com%2Fhyouban%2Fakabou.html
https://twitter.com/TakoKotako5378/status/1148844494151811073?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1148844494151811073&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.www.chateau-de-lisle.com%2Fhyouban%2Fakabou.html

ワタシの時は赤帽さんが運べる大きさだったので良かったんだけど、上記のように無理して安く済ませようとして、大怪我してたら元も子もありません。

安くしようと思って結果的に高くついてちゃ難の意味もなし。料金だけじゃないですね。

赤帽と引越し単身パック、どっちが安くてお得?

赤帽と単身パックはどっちがお得?
結局赤帽と引越し業者、どっちにしたほうが安上がりになるのかっていう永遠の問題、あります。

なので各社が打ち出している料金体系と比較してみた結果が下記。

単身パックで安いと言えばヤマトと日通。この2社と赤帽の料金一覧が下記。

日通ヤマト赤帽
18,000円~
20,000円
11,000円~
12,000円
13,500円~
各都道府県内関東エリアで同一市区内20ikm2時間以内
ダンボール有料ダンボール有料ダンボール有料
エアコン等取付有料エアコン等取付有料エアコン等取付有料

ざっと見てもらうと分かる通り、大体横並びになっていることが分かります。

ヤマトさんだってかなり安く見えるけど、ベッドは運べなかったりちょっと大きさオーバーすると2ボックスになったりして結局赤帽よりも高くなる可能性まであるので、、

結論的に言うとやはり全部見積もり取ったほうが絶対無難、ってこと。

単身パックは格安ですけど、やはりこれも条件次第っていう枠は絶対的に外せませんので。

赤帽も含めてまとめて見積もりを取ってみるのが一番安くなる可能性大

引越し料金って結局条件がたくさんあるので、赤帽さんもそうだけど見積もり取るまではどこが劇的に安くなるかは分からないんですよね。

ちなみにワタシが直近で引越しした時の料金見積もりが下記。

業者名見積もり料金
アーク引越センター約10万円
アリさんマークの引越社約9万円
アート引越センター約8万円
サカイ引越センター約5万円
ZERO1引越センター約2万円

めちゃくちゃ差額出てます。

でもこれ、元々ゼロワンさんは5万円とか見積もり出していたので、最終的には3万円値引きしてくれたことで安くなったわけです。

現場で各社の見積もり時にかなり競争してくれるので、まずは赤帽に見積もり取る前に一括見積もり、使ってみると良いですよ。

特に荷物量が多かったり、距離的にちょっと長そうな感じのとき、あと女性の場合はきちんと業者見積もり取ったほうがいいです。

下記の「引越し侍」だと赤帽含めて見積もり取れるから便利でいつも使ってます。

いつも使っているのが引越し侍!

引越しのたびにお世話になっているのがココ。下記はワタシの実際の料金差額ですが、

  • 家族の引越しで約8万円の差額
  • 単身でも10万円→2万円

いつもかなりの差額が出るので、もし使わなかった場合に損した金額と比べて家具類を新調できるほど差額出てます。ネット上で料金比較できるのも引越し侍だけなので、特に近距離の引越しなら迷わずココがいいですよ。

>>引越し侍で見積もりを取る


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